2018/02/25

中欧旅行-チェスキー・クルムロフ

チェスキー・クロムロフ城より(*´`*)


4日目。
ウィーンを出発して、チェコ・南ボヘミア州の小さな都市、チェスキー・クロムロフへ。

車窓から。
マリーアントワネットがフランスに嫁ぐ途中に1泊したといわれるメルク修道院。
広大な畑が続いてたかと思うと、急にこういう建物が見えるから目が離せない。





約202Kmの道中。
休憩所で見つけた緑窓から
一枚。

そういえば、トイレを借り
るのにチップが必要なんだ
けど、休憩所とかは商品を
買って小銭を作れば良いと
して、それ以外の観光だけ
の場所でどうやって小銭を
作れば良いのかよく悩んで
たのよね。
両替機とかないし、おつり
ない場合多いし。
みんなどうしてるんだろ…


チェスキー・クロムロフ到着。
ここは13世紀後半頃から建設が恥じ滅多、モルダウ川沿いの街で、歴史的文化財として
知られる場所。というのは後で知ったこと。
無知識でいくと、まず受ける印象は"建物を城壁代わりにしてる?"でした。



川沿いに栄える小さな美しい街。
遠くに見えるのがチェスキー・クロムロフ城。
だとばかり思っていたのだけど、あとであれは城の一部と発覚。
この街、実は街の規模に不釣り合いな程に城がめちゃくちゃでかかった!



それに気づかず、まずは昼食をとりにレストランへ。
ご飯は今回どこも本当に美味しかったです(*´`*)
そしてこっちのペプシレモンは日本のものと比べると少し甘かった。



街中より

こういうところで育ったら、どんな感性が育つんだろうって思う。
いろんな事情を未だ抱えた地域ではあるみたいだけど、2年くらい暮らしてみたいなぁ。


チェスキー・クロムロフ城、あの辺一体の高い建物は全部城。
ひょっとしたらこの写真を撮影した場所も城の一部かも??
とにかく街を囲むように城が建ってることが判明。
高い場所は全部城だと思ってても間違いじゃないかも…


そして城に近寄ってびっくり。
外壁、の凹凸、全部 『絵』
煉瓦と見せかけて壁面つるつる。騙し絵の壁って言われてます。


城の中は自由見学不可でツアーガイドのみ。
美しいお兄さん(日本で言う学芸員さんみたいな位置の人?)が監視&客の調整役で
静かについてきてた。
印象深かったのがクマの絨毯などがいたる部屋にあったこと。
このお城の領主であったローゼンべルク家とイタリアのオルシーニ家が深い関係にあって、
オルシー二のオルソはイタリア語で「熊」を意味していることから、熊のモチーフがたくさんあるのです。
ってガイドさんが言ってた。




チェスキー・クロムロフ城より 2


城壁の石窓より

どこから見ても絵になる街だなぁ。
日本も江戸時代とかの作りの
ままだったらやっぱり絵になって
いたのだろうか…
建物ごちゃまぜ国としては、
残っている場所は本当に大切に
していきたいと改めて思うのでした。

ちなみに、この街を歩いた印象は
”石畳&階段も坂も多い!”
ので、足の不自由な方や、お年を
召した方には付き添いがあると
良いかもです。
健康な方も、訪れる際には
スニーカーとか、歩きやすい靴で
行くのがオススメです☆


2018/02/18

中欧旅行-ウィーン3


ウィーン編後半は写真多めで行きます!
ランチ後の自由時間は腹ごなしも兼ねてとにかく歩く歩く。

まずは、ウィーンのシンボルで、観光名所の1つ
”シュテファン大聖堂”


2001年にはこの辺の地区一帯がユネスコの世界遺産に登録されているらしい。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとコンスタンツェ・ウェーバーの結婚式が
行われた場所でもあるんだって。

手持ちのカメラじゃ全景は収まらず…広角レンズ持って行けば良かった。。



本当に…なんだろね。この装飾は。。
aco.は無宗教だけど、思わず神様に祈りたくなる空間です。
(*書き忘れてたけど、写真はクリックするともう少し大きく見られます^^☆)



馬がカッコいい(*´w`*)
もし次回行く機会があれば、乗って一緒に市内観光してみたいな。


この辺りの街並はこんな感じ。
路上にあるカフェがお洒落で素敵。余裕があれば食べ歩きもいいな♪


オペラ座と呼ばれてる国立歌劇場。
客引きモーツァルトがいっぱいいたよ♪

今回、音楽は別で鑑賞する予定だったので、モーツァルトのコンサートのお誘いは
お断りして、ぐるりと建物の周りを一周してから別の場所へ。
実は、aco.は移動中のバスの中から行きたい場所を発見していたのです(*^w^*)
それがこちら。



じゃん!


モーツァルト像(*´w`*)

せっかくだから写真に収めたかった♪ 半分たちと記念写真☆
ちなみに、この公園らしき場所へ行く道すがらにゲーテの像も建ってたよ。難しい顔してた。



モーツァルトと記念写真を撮った後は、
aco.父の希望で美術館へ行く事に。

あ、変なバス見っけ。

そうそう、乗り物で思い出した。
ウィーンに行く予定がある人で、
電車に乗ってみたい!と思うことが
あるかもしれないので参考までに。

駅で切符売ってない事があるのだけど
その場合はタバコ屋さんか、電車の車内で
買う事ができるよ。

で、切符はちゃんと穴をあける機械に
通しておかないと、ルールを知らない
観光客向けの警察?みたいな人に
見つかった時に高い罰金を取られる
らしいので気をつけてね!




到着。美術史美術館。

明らかにここが入り口と思われる正面扉の開けていいのか分からない感に戸惑いつつ入場。
チケット売り場の人も表示も英語じゃないから見学までが四苦八苦したけど、中は凄かった!


抜粋写真。
とにかく展示されている美術品が多くて、じっくり見ようとしたら半日はかかりそう。
今回は夜の予定があったので駆け足見学でした。
もう2、3日滞在出来れば良かったな。


ちなみに、美術史美術館の前には庭園を挟んでまったく同じ見た目の自然史博物館が
建っているので、訪れる際はお間違いなく!

中を見終わって、時計をみれば自由時間も4時間が経過。早いなぁ。。
カフェ休憩を入れて、夜の待ち合わせ場所へ。


ウィーンの終わりはオペラ鑑賞。
半分たちも歌と音楽と踊りを楽しんだのでした♪


2018/02/03

中欧旅行-ウィーン2

シェーンブルン宮殿の後に訪れたのは
ベルヴェデーレ宮殿

この宮殿はバロック建築で、ヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラント作。


もともとハプスブルク家に仕えていたプリンツ・オイゲンていう人が"夏の離宮"として造らせ
たものらしいんだけど…この規模で離宮…本当に恐ろしい。。




最終的にはマリア・テレジアに売却されたこの宮殿は、今ではオーストリアで2番目に大きい
美術館として使用されています。
そしてこの美術館、本当にごく最近、写真OKになったそうで!
あの絵の本物が撮影出来る!とaco.はわくわくしてました♪

さて、これもラッキーだったんだけど、本来は閉まっている中央の門(写真の左下が門です)
から入場して、光がキラキラ反射する池とシェーンブルンとはまた違った色合いの花が咲く
美しい庭を眺めつつ、いよいよ宮殿の中へ。



隙さえあれば細かい彫刻がされている内部。
柱すら人形に彫られて天井を支えているかのような仕様。
光の入り方も何もかも、美しいとか、見事だなぁとしか言葉が出てこない。

そして階段を上がった先には…


もうね、圧巻。

見渡す限りに絵画と彫刻。
それを縁取る陰影まで計算されつくされているように感じるの。
どれくらいの人が、どれくらいの時間を費やしたんだろう。
本当に凄い。




そして館内を進んで行くのだけれど、イヤホンから聞こえてくる解説なんて全然入って
来ないくらい夢中で見てました。
後で写真見返して気づいたけど、写真撮るのも忘れてました。内部写真少ない!笑

で!
発見!!


クリムト作・接吻


この絵、昔から何か好きだったのです。
日本人は好きな人多いですよねってガイドさんが言うくらい有名な絵。
タージマハルを生で見た時もぞわぞわしたけど、これも生で見れるとすごい感動でした!
自分でポストカードみたいな写真を取れる日が来るとは思ってなかった(*'O'*)



しばらくして、興奮を冷ましてくれたのは、この後に続いた落ち着いた空間。
柔らかい光にほっと一息。
美大生かな?静かな空間でデッサンをする学生っぽい人もちらほら。絵になるなぁ。


窓を覗き込めば広がる裏庭。と、その先の街並。
たくさんの人が作って、たくさんの人が守って、今ここにたくさんのモノがあるんだなって
実感できる場所でした。

情報過多で消化の為のエネルギー残量が…お腹がすいてきたところで、ここから出る時間。
バスで移動して、タイミング良くレストランへ。



ここで、メイン料理を”Fish(魚) or Meat(肉)?”と聞かれて、とっさに口から出たのはFish。
嫌な予感みたいなものがあったのよね。

そして案の定…何このでっかいカツレツみたいなの!?直径20cmくらいの皿から余裕で
はみ出してる!!という状態の料理が登場。
結構こっちを頼んでる人多かったけど、あれ、男性でも完食出来る人って少ないんじゃ…

ガイドさん曰く、日本人には食べきれないサイズだけど、店の拘りでサイズの変更はされる
事がないらしい。う〜ん。勿体ないお化けが出そうだ。。
食べ物は無駄なく大切に!


今回はここまで。次回は街中散策をお届けします☆