2018/02/03

中欧旅行-ウィーン2

シェーンブルン宮殿の後に訪れたのは
ベルヴェデーレ宮殿

この宮殿はバロック建築で、ヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラント作。


もともとハプスブルク家に仕えていたプリンツ・オイゲンていう人が"夏の離宮"として造らせ
たものらしいんだけど…この規模で離宮…本当に恐ろしい。。




最終的にはマリア・テレジアに売却されたこの宮殿は、今ではオーストリアで2番目に大きい
美術館として使用されています。
そしてこの美術館、本当にごく最近、写真OKになったそうで!
あの絵の本物が撮影出来る!とaco.はわくわくしてました♪

さて、これもラッキーだったんだけど、本来は閉まっている中央の門(写真の左下が門です)
から入場して、光がキラキラ反射する池とシェーンブルンとはまた違った色合いの花が咲く
美しい庭を眺めつつ、いよいよ宮殿の中へ。



隙さえあれば細かい彫刻がされている内部。
柱すら人形に彫られて天井を支えているかのような仕様。
光の入り方も何もかも、美しいとか、見事だなぁとしか言葉が出てこない。

そして階段を上がった先には…


もうね、圧巻。

見渡す限りに絵画と彫刻。
それを縁取る陰影まで計算されつくされているように感じるの。
どれくらいの人が、どれくらいの時間を費やしたんだろう。
本当に凄い。




そして館内を進んで行くのだけれど、イヤホンから聞こえてくる解説なんて全然入って
来ないくらい夢中で見てました。
後で写真見返して気づいたけど、写真撮るのも忘れてました。内部写真少ない!笑

で!
発見!!


クリムト作・接吻


この絵、昔から何か好きだったのです。
日本人は好きな人多いですよねってガイドさんが言うくらい有名な絵。
タージマハルを生で見た時もぞわぞわしたけど、これも生で見れるとすごい感動でした!
自分でポストカードみたいな写真を取れる日が来るとは思ってなかった(*'O'*)



しばらくして、興奮を冷ましてくれたのは、この後に続いた落ち着いた空間。
柔らかい光にほっと一息。
美大生かな?静かな空間でデッサンをする学生っぽい人もちらほら。絵になるなぁ。


窓を覗き込めば広がる裏庭。と、その先の街並。
たくさんの人が作って、たくさんの人が守って、今ここにたくさんのモノがあるんだなって
実感できる場所でした。

情報過多で消化の為のエネルギー残量が…お腹がすいてきたところで、ここから出る時間。
バスで移動して、タイミング良くレストランへ。



ここで、メイン料理を”Fish(魚) or Meat(肉)?”と聞かれて、とっさに口から出たのはFish。
嫌な予感みたいなものがあったのよね。

そして案の定…何このでっかいカツレツみたいなの!?直径20cmくらいの皿から余裕で
はみ出してる!!という状態の料理が登場。
結構こっちを頼んでる人多かったけど、あれ、男性でも完食出来る人って少ないんじゃ…

ガイドさん曰く、日本人には食べきれないサイズだけど、店の拘りでサイズの変更はされる
事がないらしい。う〜ん。勿体ないお化けが出そうだ。。
食べ物は無駄なく大切に!


今回はここまで。次回は街中散策をお届けします☆