歩いて 歩いて
気づいたらこんなところに出た。
八ヶ岳ってどれだろうね〜なんて遠くの山々を見て話しながら登った"八ヶ岳"
本日も妖精オモイコミに翻弄される。
単純に八ヶ岳っていう山だと想ってたら
それぞれ名前の違う八つの岳が連なって八ヶ岳だったのね＾＾；
もともと今回、山に登る予定は全くなくて特に調べもしなかったから想いっきり勘違いしてた。
証拠にほら、よーく見ると…aco.の足下、凸凹山道を歩くには不向きすぎる靴。
この靴で、この後更にとんでもない道を
歩くことになる。
美し森公園の一番大きい岩の上。
曇り空で雲が近い！風が気持ち良い〜♪
葉っぱが擦れたところからマイナスイオンがたっぷり出てる気がした。
染み込め〜。
ちょっと休憩。
売店のおじちゃんが全然聞き取れない方言で何やら宣伝しながら、日本一美味しいというソフトクリームをおまけしてくれた
＊＾＾＊
山を降りて、街に戻るバスを待っていたら、tamaちゃんが
枝に絡まってもがいてた葉っぱの精を救出。
(事実詳細は不明。)
良かった良かった。
気をつけて山へお帰り彡
ん？助けてくれたお礼に素敵なところへ案内するって？
入り口は古い教会の横。林を抜けると目の前にはぱっと牧草地が広がった。すごい景色！！
「ずっとこういうところに来たかった！」と二人で興奮(＊> <＊)！
葉っぱの精、何て素敵なところに連れて来てくれたんだろ＊＾＾＊
って想ったのも束の間、目的地はここではないみたいで、まだまだ進む。
雨を詰めて重そうな入道雲を横目に、広い牧草地を3つ越えて、4つ目の牧草地の脇、道なんて
無くて背の高い草をよけながら歩いてくと今度は森が口を開けていた。
ここ地元の人でもあんまり来ないでしょ！って想う程ちゃんとした道がない。
ぬるぬる。ごつごつ。でこぼこ。
時々、間隔も気まぐれに
樹に巻かれた赤いテープがゆらゆらしてるのが不気味で不気味で…。
とりあいず、同じところをぐるぐる廻ってる気にはなっても、迷ってはいない変な確信があったのが救いだった。
たぶん1時間くらい歩いた頃かな？
「あ、なんか音が聞こえて来た！」と目的地が近いことがわかってようやくほっとする。
最後に思わず吹き出して笑ってしまった程に急な階段(ほぼ崖。)を降りて、吊り橋を渡って…
到着！
"吐竜の滝"
水も風も透明で冷たくてすごく気持ち良い＊＾＾＊
大満足のaco.tamaに、葉っぱの精はにっこり笑うと山に消えて行ったのでした。
だけどしばらくしてaco.はふと想ったのです。
"これ、どうやって街まで帰ればいいんだ？"って。
それから
"この靴、もう寿命だなぁ"
と。
