”夜想曲”
彼らの音は
心地良いピアニッシモで
街を眠りに誘い込む。
街の灯りをひとつ残らず消し去れば
濃紺のカーテンの奥から星たちがぽつぽつと顔を出し
こっそりと
新しい楽譜のカケラをくれるんだ。
星の音符の示すまま
次の土地へと巡り行く。
そんな彼らの馬車の片隅で
僕が星読みの練習を始めて4日。
星の描く柔らかな流れに絡まって
今日も瞬く間に
眠りに落ちてしまいそうだよ。
まいったな…
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