2011/07/29
旅人からの手紙ー8枚目。
"海月プラネタリウム"
航海の途中で激しい嵐に襲われた。
言うことをきかない舵を取る船長を手伝って甲板にいたところ
急な高波にあって僕は海に落ちてしまったんだ。
死んだと思った僕が目を覚ますと
目の前には薄青く透けた天球があった。
天球にはキラキラしたものが無数にくっ付いていて
まるで満天の星空を眺めているみたいなんだ。
柔らかい雪の結晶が集まったような場所に寝転んで
海のような 空のような 空間を
ふわふわと漂う感覚は本当に心地がよくて…
この天球が辺りにたくさん見えることに気づいたのは
随分とぼんやりしたあとだったよ。
今思えばあれは 海中のバスとか タクシーみたいなものだったのかな。
とにかく、僕は運ばれたんだ。
ねぇ
一体どこに着いたと思う?
*写真はクリックすると大きな画面でご覧になれます彡
ちなみに、aco.の予想とは違ってこの作品が一番人気でした*^^*
夏間近だっかたらかなぁ。季節の影響力って凄い!
ラベル:
illustration,
meso meso展